不倫をする女性が家族と一緒に暮らしているとします。
両親は適齢期の娘を持っていれば、言葉や顔に出さなくとも心配はしているものです。
それはどんな女でも一度は感じたことがあると思います。
だからといって、今、自分が不倫の恋をしていると打ち明けられる女性は少ないです。
両親は年をとってるし、新しい考え方についていけはしなせん。ごく普通に結婚し、ごく普通に家庭を築いてきたのです。
それに両親を心配させたくもないでしょう。
女性は結婚問題が家族の団らんの話題にのぼるたびに胸をしくしく痛ませます。
「昨日、○○さんのお母さんにあったけど、春には結婚ですってね。学生時代のお友だちと。あなたも大学の時はボーイフレンドいたでしょ」
今度はカチンとくる。
「うるさいわねえ」
「見合いでもしたらどうなの?」
「しないわよ。放っといて」
そういう会話がかさなると、どうしても自分の部屋にこもってしまいます。独り暮らしをしたくなります。そうすれば外泊の時も理由を考えなくてすむし、彼も泊まっていけます。
でも独り暮らしだと、落ち込みやすくなります。実家であれば、家族とバカ話をしているだけで気はまぎれるからです。
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