付き合いもだんだん長くなってくれば、女性のほうでも、自分の愛する男性がどんな奥さんと暮らしているのか気になってくる。
聞きたくないという気持ちとは裏腹に、根掘り葉掘り聞き出そうとする自分に気づく時がやってくる。
愛する気持ちがこうじてくれぽ男性を独占したくなるし、夜、家へ帰っていく彼の姿に胸がしめつけられる想いがする。
奥さんに対してのジェラシーの炎も燃えさかる。
奥さんを困らせたい。
彼と奥さんの仲を引き裂きたい。
彼が不倫の恋をうまく偽れぽ偽るほど、心の中の悪魔のボルテージが高くなっていくのだ。
奥さんが静観する時、女性は袋小路へ追いつめられる。
奥さんに夫婦の関係を立て直すべく、努力を始められるのが、女性にとっていちぽんこた、兄
る。
愛人でいることも哀しい。
愛人に心が動いている男性の奥さんも哀しい。
一方、不倫の男性たちは女性が自分より年の若い男性と遊んでいても、さして危機感を抱かない。
むしろ、自分と同年輩の男性にライバル意識を持つ。
若い男性を暖かく見守れない中年男性は、若い女性の心をつかむこともできはしない。
"彼の良さは私でなきゃわからない"と女性に思わせれことを、男性のほうは狙っているのである。