不倫男性は恋人や家庭を苦しめるために、不倫の恋に落ちたんじゃなくて、純粋に恋にドキドキする自分を止められなくて、そうなったという場合が多い。
いずれにせよ、不倫をする男性は悲しい。
だが悲しくとも、泣き言は言えない。
それが男性のプライドというものだ。
家族の元へ帰っていく以上、たしかに不倫をする男性は、そもそも恋愛願望が強くて、「家庭を持っているから好きになったり、なられたりしないもんね」というガードが甘いのかもしれない。
クリスマス・イブ、夜一緒に過ごせなくても、彼を恨んでほしくない。
なぜなら、女性たちが彼をひとりじめできない悔しさと同じように、家庭を選んだ彼もまた、恋人に淋しい思いをさせる自分に悔しさを覚えているのだから。
デートのスタイルだけでなく、彼の健康にも注意しなければいけない。
社会のプレッシャーを背負い、家庭をひきずり、なおかつあなたとの恋に情熱を注ぐ彼。
よほどバイタリティある行動派か、重荷を苦とも思わない楽天家でないかぎり、肉体的にも精神的にも疲れを感じているはずだ。
男性は奥さんに対して、"オレが、オレが"と言っていたとしても、不倫の相手には"オレがオレが"とは言えない現実を突きつけられる。
それが自己改革につながるのである。