年下との不倫の末に別れた女性たちの調査を見ると、「貯金をはたいてしまったので結婚を求めたところ、男は去ってしまった」というケースが少なくありません。
最初のうちは金銭的にも大した出費ではない、と思っていても、長い間には大きな金額になってしまうだけに、やはり女性が金銭的に多く負担しなければならない男とは、つき合わないほうがいいでしょう。
かといって月々決まったお手当をいただく身分では、いわゆる"囲われ者"になってしまい、自由を失ってしまいます。
昔のお妾的な関係は男女的に平等ではなく、使用者対雇われ人になってしまい、男の要求をなんでも聞かなくてはならず、下手をすると性の奴隷になってしまいます。
この関係だけは結びたくないものです。
男と女の間では、望ましいのは愛を仲立ちとした平等の関係であり、金銭的にも本当は五分五分がいいのですが、しかし収入的に考えると、同世代でも男と女で十対六の開きがあります。
男が年齢的にも地位的にも上位であれば、十対二ぐらいになるかもしれません。
この辺の数字を念頭に置いて"生活費"を共同負担することが望ましいのです。
もっとも最近は金持ちの中年女性も多く、若い男とのつき合い費は全額自分が負担、というケースもまれではありません。
ホストクラブにはこの種の女性が多く出入りしていますが、しかしこれも恋愛ではなく、性欲の捌け口として若い男を飼っているに過ぎず、遊びとしては成り立ちますが、心を満たす関係にはならないでしょう。