浮気された後に心の平衡感覚を保つには、ただ小説を読んだり絵画を鑑賞するといった、目を使う楽しみに頼らないほうがいい、といわれます。
なぜかというと、目は心の窓といって、視覚は感情を刺激してしまうのです。
悲しければ涙が出るし、怒れぼ目がキラキラ光ってしまいます。
絵画や写真は一見、心を冷静にさせる役目をもっていそうですが、静かな山の絵からでも、かつての思い出が浮かぶ場合もあり、いちがいに心の安定剤とはいえません。
そこで目だけでなく手や足、あるいは頭脳を使う趣味をもつほうが、心の癒しになる場合があります。
なぜならそこに創作性、向上性が加わるからです。
たとえば絵画を見るのだったら下手でも描く。
小説を読むのだったら、書いてみて投稿する。
あるいは植木や草花を観賞するのだったら、自分で育ててみる。
あるいは俳句や和歌を試みてみる・・・。
もちろん小動物を飼ってもいいでしょう。
ペット飼育は愛情の代償満足を得る方法だけに、気が紛れるかもしれません。
とはいえ、女性には怖い心がときに覗きます。
好きだった男と別れる羽目になったとき、同時期に飼っていた小犬をいじめたり、捨てたりする性向が指摘されています。