フランス人の指摘

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男女の仲も大切ですが、基本的に誰に対しても優しさ、心配り、親切心のある男を愛人に選ぶことが大切です。

小さいものに対する優しさ、老いた人への心配りがない男は、所詮、人間として劣っているわけで、そういう男はいつかあなたのもとを平気で去って行くことでしょう。

もちろん愛は移ろいやすいもので、逃げたり逃げられたりは日常であり、男だけを責めるわけにもいきません。

とはいいながら、逃げ方、去り方の姿勢や態度で、すがすがしくもなり、あるいは苦々しくもなるものです。

日本の女性は愛、愛情という言葉を大切にしすぎる、とフランス人からいわれたことがあります。

愛を大切にしているフランス人から聞いただけに、不審に思ったほどでしたが、彼がいうのは「愛という実態のない言葉に酔ってはならない」という点なのです。

フランス人は「愛して」いれば、それを常に言葉にしたり、キスをしたり抱擁したり、考えていることをしゃべりつづけたり、一緒にワインを飲んだりと、形にすることを当たり前に思います。

ところが日本の女性たちは愛という言葉の中に、性だけを異常肥大させているので、回数が少なくなれば「愛されなくなった」と考えがちです。