深い心の関係

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 自分が主体的に生きていると思うか、生かされていると思うかは非常に重要です。

 
宗教的に考えなくても、周囲の温かい援助によって今日の自分があるのだと考えられる人は、不倫でも不倫関係でも比較的うまくいきます。
 
なぜならそういった複雑な関係にあっても、愛する人を得た感謝の心をもてるからです。
 
自分という女をこれほどまでに強く愛してくれる人がいる、と思うだけで生きる力を得られるからです。
 
またこれほどの女性になると、彼の妻に対するいたわりと、申し訳ないという一歩引き下がった思いをもつために、彼のほうも安心してつき合うことができます。
 
人は必ずしも、恋人のいない同士がめぐり合うとはかぎりません。
 
恋人や夫・妻のいる同士が新たな愛に目覚めることはいくらでもあります。
 
単にめぐり合いが遅かっただけで、その愛をあきらめることができるでしょうか?
 
多分できないでしょう。
 
そうだとすれば、ほんの少し引き下がった愛を結び合う賢明さも必要です。
 
結婚関係をもたない愛情関係でも、一緒にベッドに寝ない関係でもいいではありませんか。
 
あるいはまた自分が解決できない問題が起こったときだけ彼の知恵とアドバイスをいただくという、深い心の関係でもいいのではないでしょうか。