愛人だから負い目を感じなければいけない、一歩引き下がっていなければならない、という古い道徳観など、どこかに吹き飛ばす勢いの女性もいることはたしかです。
明らかに以前とは、不倫の主流が変化してきました。
そうだとしたら消極的な運命のあきらめではなく、その男性との運を積極的に高める出会いもあっていいはずです。
ここで、"待つ女"から"声かけ女"に転換することです。
自宅で彼が訪ねて来るのを待つ顔には、消極性とあきらめ、寂しさが貼りついてしまいますが、彼の家の近くまで出かけていって声をかけるとすれば、そこには積極性、勇気、明るい笑顔が貼りつくはずです。
待つか、出かけるかの小さな差ですが、運命的には大きな差が出てくるのです。
もっとも簡単な例では、自分が喫茶店に先に行って待っているとしましょう。
このときの顔は待ち顔ですから、不安とイライラが浮かび出る泣き顔です。
ところが彼を待たせて女性があとから現れるとしましょう。
このときは彼が不安顔になり、あなたのほうが明るくなるのです。
つまりデートでは、いつもいつも待つ立場になっては運を落としてしまうだけに、主導権を得る意味でも「待った?」と、笑顔で彼の肩を叩くぐらいのほうが上昇運を呼ぶことになるのです。
こうして、ともすれば暗くなりがちな不倫を、女性から明るく引き上げるようにしていくべきなのです。