結婚が決まった後は、お互いの家庭を訪問し合って、家族との親しみを深めることや、家庭内における相手の自然な姿家族を見ると将来の姿がわかるを知っておくことが大切です。
家族に囲まれていると、二人だけの交際では把えきれなかった生地があらわれるものです。
ただし、相手の家庭を訪問するときに注意しなければならないことは、家族の前で二人だけにしか解らない会話を交したり、親密さを見せつけたりしないことです。
そこでは相手の家族との交際を中心に心がけましょう。
また、両親あるいは兄弟妹姉の誕生日とか、その他の祝いの日に記念品を贈るなどの、秘かな心づかいもほしいものです。
もちろんそれも節度を保って、変に気に入られようなどと考えることはありません。
本当に喜ばれるのは、自然な思いやりというものですから。
婚約時代というのは、互いが精神的にも肉体的にも魅力を発揮し合い、適当な刺激を与え合いながら、本当の意味で二人が結び合えるように心がける期間です。
もし、全くの肉体的な刺激も受けずに結婚生活に入った場合には、性の不一致を招くことにもなりかねません。
男女の性生活とは、お互いが愛情を高め合い、魅力を発揮し合った結果として、はじめて円満に結ぼれるものだからです。