婚約記念品には、指輪や時計などお互いの身につけられる実用的な品物が選ばれることが多く、品物によっては贈り主のイニシャルや婚約の日付などを刻むこともできます。
男性から贈るものとしては、婚約指輪(エンゲージリング)がもっとも一般的。
意外と頭を悩ませるのが、女性から男性に贈るもの。
贈られる品のだいたい半額をめどに選ぶことが多いようです。
定番になっている高価な時計やライター、宝石をあしらったタイピンやカフスボタンを贈るというのが無難な選択。
でも「めったに使わない高価なものより、もっと実用的なものを贈られたい」という男性も増えてきています。
たとえば、仕立て券つきの上質な背広の服地なら、好きなデザインで洋服が作れて実用的です。
仕立てるときに二人でデザインを考えたり、スーツに合うシャツやネクタイを女性のセンスで選んであげるなど"二人で決める"楽しみもあります。
また身につけるもの以外でも、パソコンやワープロ、カメラなど男性の趣味に合わせた品が最近は人気。
従来の"普通は"にこだわりすぎず、相手の喜ぶものを記念品として贈りたいものです。
婚約記念品などのおめでたい品には、正式な贈り方があります。
この頃は省略することも多いのですが、一応おぼえておきましょう。