最近、披露宴のプログラムの一つとして、多く取り入れられるようになったものですが、しなければしないでよいものです。
お色直しの後、二人で招待客の席を回りキャンドルに火をともします。
新郎新婦はお色直しを終えて入場するとき、入口で係の人からキャンドル・トーチを手渡してもらい、それを持って各テーブルを回り、キャンドルに点火をします。
その前に照明を落として暗くし、キャンドルライトが映えるように演出をします。
メインテーブルに座ったままだと、席によっては遠くから新郎新婦が小さく見えるだけということにもなりがちなので、新郎新婦からのサービスということにもなるでしょう。
参列者は新郎新婦が自分のテーブルに来たときは「おめでとう」「陽子さん、きれいよ」「お幸せにね」などとお祝いの言葉をかけます。
このスピーチは媒酌人や主賓の祝辞とはまた違って、ワンポイント的な内容でよいでしょう。
短いほうがよく、ダラダラと長いのは禁物です。
【内容としては】
(1)自分しか知らないこと、たとえば新郎(新婦)の学生時代のエピソードなどを話す。
(2)あまりに下品なことは避ける。
たとえば、新郎の学生時代の下宿にカビがはえていたなど。
食事中であることを忘れないように。
(3)最後はお祝いの言葉で締めくくる。
一方、聞く方は食事を進めながらでかまいません。
ただ、一人のスピーチが終わったときなどは食事の手をとめて拍手をします。