親族代表のあいさつが終わったあたりで、そろそろ宴もお開きとなります。
司会者はタイミングを見てそのことを告げますが、内容は次のようなものです。
「みな様、本日はお忙しいなか長時間お付き合いくださいまして、どうもありがとうございました。
本当に楽しい披露宴で、まだまだ名残は尽きませんが、そろそろお開きの時間となりました。
未熟な司会で、いき届かぬ点も多かったことと存じますが、おかげ様を持ちまして無事つとめる
ことができましたこと、深くお礼を申し上げます。
招待客へ参列してくれたお礼を言います。
なお、新郎新婦は今日このホテルに一泊し、明日○時の飛行機でハワイに向かう予定です」
閉会は必ず「お開き」という言葉を使います。
「終わる」という言葉は結婚生活が終わることを、連想させふさわしくありません。
その他、「切る」「流れる」も忌詞ですし、「重ね重ね」「かえすがえす」なども、結婚は2度あってはならないことから、ふさわしくない言葉です。