■結婚式でのご祝儀
挙式当日お世話になる美容師や会場係、運転手などへは心づけを渡します。
式場までの運転手や着つけ係などは新郎側、新婦側それぞれが負担しますが、会場係など両家が負担するものは、あらかじめ話し
合っておく必要があります。
結びきりの水引きのついた祝儀袋に「寿」または「御祝儀」と表書きし、下に姓を書き入れます。
両家の場合は新郎の姓を右側にします。
新しい紙幣を用意し、金額によって祝儀袋の柄や大きさを変えておくと迷わずにすみます。
美容師や介添え人には新婦かその母親が渡しますが、両家で負担する分は、身内のなかから渡す係を決めてその人が責任をもって渡すようにするとよいでしょう。
人数が多い場合は、各係の責任者にまとめて渡します。
予定外に出すこともありますので、数を多めに用意しておくとその場であわてずにすみます。
■結婚祝いのお返し
披露宴に出席した人には必要ありません。
宴と引き出物が、そのまま返礼になるからです。
欠席者には、引き出物を贈って返礼にかえるケースがほとんどです。
披露宴に招待しなかった人には、いただいた金額の半額程度の品(半返し)を贈ります。
紅白の角砂糖、石けん、菓子器、高級風呂敷などがよく使われます。
表書きは「内祝」とします。