招待客にはどんな心構えが必要か

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世話役たちが宴会場の準備をととのえたころになると、そろそろ、当日の来賓たちが会場に姿をあらわします。

それで、来賓、いいかえると、当日、招待を受けた客には、どんな心構えが必要か、まとめてみることにしましょう。

・招待客の服装
男子は燕尾服で会に出席する場合は、(日本では、モーニングでもよい)、女子はイブニング・ドレス、略式晩餐会に出るときには、男子はタキシード、女子はセミ・イブニングドレスというように礼服を着用するものとされていますが、日本では、一般の結婚披露宴などでは、たとえ、晩餐会形式で行なわれる場合でも、平服でさしつかえないことになっています。

しかし、いくら、平服でさしつかえないといっても、あまり無造作な服装で出席するのは、祝意や敬意を欠いているように受取られるおそれがあります。

・男子の場合は背広でよいわけですが、もし、あればダーク・スーツ(黒か紺、グレーなどの無地の背広)を着用し、ワイシャツは白、靴は黒を用いるようにします。

・女子の場合は、ドレッシーなワンピースやスーツでもよく、色無地絞付、訪問着、その他の和服でもよいわけです。

ただし、招待状に、〈平服でご出席ください〉という指定があった場合には、女子も、自分だけ着飾ってゆくのは、慎しまなくてはなりません。

とくに、結婚披露宴の場合、当日の主役である花嫁よりも、お客のほうが美しく着飾って出席するのはたいへんな失礼にあたりますから、〈平服でご出席ください〉と指定があった場合には、振袖やイブニング・ドレスなどの盛装は絶対に避け、つとめて控え目に装って出席するようにします。

 

 

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